ステイ クローズド

だいたい悪態です。

読書記録

『ショーン・タンの世界』と『アライバル』

ショーン・タンの世界 どこでもないどこかへ作者:ショーン・タン発売日: 2019/05/20メディア: 単行本(ソフトカバー)いま全国巡回中の「ショーン・タンの世界展 どこでもないどこかへ |」の公式図録。去年東京のちひろ美術館で開催されていて行けず終いに…

キケロ『友情について』

老年について 友情について (講談社学術文庫)作者:キケロー発売日: 2019/02/09メディア: 文庫 再読本。大学時代に岩波文庫版で読んで大層感動し、人と人との関係性に対する考え方を15度くらい変えさせられた思い入れの強い本なので、去年講談社学術文庫で新…

シェル=シルヴァスタイン『おおきな木』

おおきな木 作者:シェル・シルヴァスタイン,Shel Silverstein 発売日: 2010/09/02 メディア: ハードカバー 半年に1回くらい、無性に絵本が読みたくなる。 母親の趣味で幼少期にちょっとした絵本英才教育を受けていたためだろう。今でも書店に行くと絵本コー…

弓削達『地中海世界』

地中海世界 ギリシア・ローマの歴史 (講談社学術文庫) 作者:弓削達 発売日: 2020/01/10 メディア: Kindle版 古代ギリシアと古代ローマを「地中海世界」としてひと繋ぎに追う本。ゆえにかなり駆け足だし、著者のメイン研究域であろう帝政ローマに入るまでだい…

萩尾望都『11人いる!』

11人いる! (小学館文庫) 作者:萩尾望都 発売日: 2014/08/25 メディア: Kindle版 あらすじ 宇宙大学受験会場、最終テストは外部との接触を絶たれた宇宙船白号で53日間生きのびること。1チームは10人。だが、宇宙船には11人いた! さまざまな星系からそれぞ…

『アメリカ名詩選』生活の中の詩

フランスよりイギリス、イギリスよりアメリカ。小説に関して言えばそれが自分の好みだった。もっとも大した遍歴があるでもないが、フランス小説はどうも貴族的で陶酔した雰囲気のあるものが多くて食傷してしまうし、イギリス小説はそれよりはとっつきやすく…

立花隆『エーゲ 永遠回帰の海』

2005年に出た本ではあるが、この1月に文庫が出たと聞いてそれを買った。 立花隆って読むの初めてだったんだけど、さすが「知の巨人」なんて目されているだけあって一つのセンテンスでめちゃくちゃ教養エピソードが派生して語られるので、ちょいちょい置いて…

武者小路実篤『愛と死』

祝・2020年。 年も明けたことだし、今年はこのブログをもうちょっと気軽に動かしていきたい。というわけでメモ程度の読書記録を始める。新年早々本を読むことができた。 あらすじ(下記リンク先より引用) 友人野々村の妹夏子は、逆立ちと宙がえりが得意な、…