取らぬ狸の胸算用

思い込みが激しい

2020-10-05から1日間の記事一覧

シオラン『絶望のきわみで』『生誕の災厄』

久しぶりの読書記録。 シオラン(1911-1995)はルーマニアの思想家でアフォリズム作家。ペシミスティックで反出生的なその思想からニーチェやキルケゴールあたりの大陸哲学の一派として位置づけられるが、著作を読めばわかる通りシオラン自身には哲学という…