取らぬ狸の胸算用

思い込みが激しい

2020-01-01から1年間の記事一覧

タイトルが良い小説

本の装丁買いとか表紙買いってしないけど、タイトル買いはたまーにする。 そこでちょっと気が向いたので、自分が思う「タイトルが魅力ある小説」を挙げてみた。既に出尽くされている話題と思うが、超有名どころはある程度避けて自分の趣味の中で、以下のパタ…

Pretenderについて思うこと

今をときめく4人組バンドOfficial髭男dismの2019年の大ヒット曲「Pretender」 別にいいんだけど、この曲がこんなに流行るってことは、そーゆーことなの? みんな、この歌詞に共感しちゃってるってことか。そーゆー時代だってことか。 あれ、歌詞をよく見ると…

怒りというエネルギー

気づいたら世間が阿鼻叫喚しているような殺伐としているような今日この頃。 私は最近また本腰入れて小説なんかを書くようになったんですが、ちょうどこの前3月末締切の文学賞の応募が終わり、生活がちょっと一段落した。 ただ出した小説はかなり悔いが残る出…

今日のヒルナンデスの春日

今日のヒルナンデス、自分の中でめちゃくちゃ印象的な場面があった。 ちょうど13時くらいにやってた「街角の20代が選ぶマッチョな有名人トップ10(うろ覚え)」を当てるコーナー。レギュラーメンバーがきんに君とかダウンタウン松本の名前を挙げる中、水曜レ…

『アメリカ名詩選』

フランスよりイギリス、イギリスよりアメリカ。小説に関して言えばそれが自分の好みだった。もっとも大した遍歴があるでもないが、フランス小説はどうも貴族的で陶酔した雰囲気のあるものが多くて食傷してしまうし、イギリス小説はそれよりはとっつきやすく…

『ドラゴンクエストⅪ』はじめてのドラクエ

Switch版のⅪSを始めて苦節3か月、じっくり遊んでようやく真エンドまでクリアした。いまレベル95くらいで、プレイ時間もちょうど95時間。 www.dq11.jp 【通常版】ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S - Switch 作者: 出版社/メーカー: スクウェア・エ…

映画『桐島、部活やめるってよ』

傑作。青春映画って良いじゃんと初めて思わされた。 朝井リョウの原作も読んでいないし、今日ふとU-NEXTで見かけて「そう言えばコレ評判いいらしい」「いま話題の東出も出ているらしい」と軽い気持ちで見始めただけだったのに、蓋開けたらめちゃくちゃ面白く…

立花隆『エーゲ 永遠回帰の海』

エーゲ 永遠回帰の海 (ちくま文庫) 作者:立花 隆 発売日: 2020/01/10 メディア: 文庫 2005年に出た本ではあるが、この1月に文庫が出たと聞いてそれを買った。 立花隆って読むの初めてだったんだけど、さすが「知の巨人」なんて目されているだけあって一つの…

『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』

広告を一目見て「絵が良いなー」と思い、今日やっと見に行けた。 『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』日本語字幕予告編 とにかく絵がめちゃくちゃ良い。 パステル調の主線なしベタ塗りイラストって最近流行りだし自分も好きだが、映画でこの画法使っ…

武者小路実篤『愛と死』

祝・2020年。 年も明けたことだし、今年はこのブログをもうちょっと気軽に動かしていきたい。というわけでメモ程度の読書記録を始める。新年早々本を読むことができた。 あらすじ(下記リンク先より引用) 友人野々村の妹夏子は、逆立ちと宙がえりが得意な、…